2013年10月24日木曜日

ニラレバ炒めはやっぱり栄養効果大

私も大好きなニラは中国西部原産で日本にも昔から伝わり今では国内で年間6万トン以上生産されています。

産地は高知県、栃木県、福島県、山形県で多く生産されています。

自分で家庭菜園で作るまでは道端に生えている雑草となんらかわりのないように思えたニラですがきれいで可憐な花も咲かせますし、栄養も有り家庭菜園などでお薦めの作物です。

ニラが一般家庭に広く普及したのは1960年以降と以外に最近なんです。

家庭で中華料理が作られるようになってからということでしょうか。

ニラ料理と言えば私も大好きなニラレバ炒めですが、滋養強壮、疲労回復に効果的と言われますが、それはニラの独特のニオイ成分です硫化アリルのお陰です。

ニラ自体ベーターカロチン、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などが含まれる栄養満点野菜ですが臭いのもとの硫化アリルにビタミンB1の吸収を良くする働きがあります 。

ビタミンB1はレバーや豚肉に多く含まれ糖質をエネルギーに変える働きがあります。

ですからニラとレバーを一緒に食べればビタミンB1はより多く吸収されるということになります。
その為、滋養強壮、疲労回復に効果があると言われるのです。

更にニンニクにもニラと同様の働きがありますのでレバニラににんにくを入れて炒めると効果大というわけですね。


2013年9月23日月曜日

野菜スティックも良いけど栄養を考えたらぬか漬けですね

最近は若い人に人気の野菜スティックですが栄養を考えると糠漬けの方がいいですね。

以前はどこの家庭でもぬか漬けが食事の際はテーブルの真中にありましたが、今ではぬか漬けを作る家庭も少なくなっています。

そのようにだんだん日本の食卓から敬遠されつつあるぬか漬けですが栄養的な面から見ると体に必要な食材なんですよね。

例えば、茄子ですがそのまま食べるよりぬか漬けにするとビタミンB1が2倍になり、キュウリの場合は8倍にもなります。

更に大根ですと面積が大きいからでしょうか15倍にもビタミンB1の含有量が増えるといいます。

ビタミンB1には糖質を分解する酵素の働きを助けエネルギーに変える働きがあります。

ですから、ビタミンB1が不足するとエネルギーの代謝が悪くなり疲れやすくなったり集中力が薄れイライラしやすくなったりすると言われます。

そんな効果を持っているぬか漬け、日本の食卓に残したいですね。


2013年7月30日火曜日

緑の葉ネギと白い根深ネギ栄養面ではドッチ

関西地方の人は葉ネギを使い、関東地方以北の人は根深ネギを多く使っているようです。

今では両方共一年中スーパーなどで売られていますが、本来は旬のある野菜なんですね。

緑の葉ネギは春から夏が旬で素麺やざる蕎麦などの薬味としてよく使われ、白い根深ネギは10月から3月が旬で鍋ものには必須の野菜です。

栄養素の面ではビタミンCやカリウム、カルシウムなどが含まれていて葉ネギには緑の色の部分にしか無いカロテンが含まれています。

根深ネギは緑の葉の部分は捨てる傾向が高いので、その分葉ネギの方が栄養素が多いといえるかもしれません。

また、ネギには「硫化アリル」という成分が有り、これは消化液の分泌を盛んにする働きがあるので食欲増進効果もあると言われています。

更に、硫化アリルには神経の鎮静効果もありますから、疲れているけど寝られないような神経が高ぶって寝られないような時は枕元にネギを刻んでおくと良いと言われています。

2013年7月7日日曜日

色は濃い緑だが緑黄色野菜でないキュウリ

生野菜を食べる習慣が徐々に根付いてきている日本の食生活の中で緑黄色野菜を1日120グラム以上食べるように言われています。

特に夏のこの時期に生野菜は冷たく冷やしておくと食欲を刺激します。

夏野菜のキュウリなどもシャキッとした食感が大好きな生野菜の一つですがあの深緑色をしたキュウリが緑黄色野菜ではないということをご存知でしたでしょうか?

野菜は色の濃い「有色野菜」と色の薄い「淡色野菜」の2つに分類されます。

その有色野菜の中で可食部100gあたり600マイクログラム以上カロテンを含む物を緑黄色野菜に分類しています。

緑黄色野菜の代表的なものは人参、ホウレン草、パセリ、春菊、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー、ニラ、アスパラガス、トマト、ピーマン等が挙げられます。

ところが、夏野菜の代表的なナスとキュウリは外見的には色が濃く緑黄色野菜に入れそうですが切ってみると中は白くカロテンの量は少なく淡色野菜に分類されています。

それでは、キュウリはどんな栄養素を求められて夏に食べられているのでしょうか。

キュウリは全体の96%を水分で占めカロテンもビタミンCも少ない野菜ですが各種ミネラルを含み中でもカリウムが豊富で体内のナトリウムを排出して「むくみ」の予防に役だっています。

2013年5月27日月曜日

ピーマンは切り方次第で匂いが少なくなる

ピーマンがアメリカから日本に入ってきたのは明治の始めの頃でした。

ところが、注目されないまま来て昭和に入ると「甘とうがらし」という名で再デビューしましたが普及するまでは至りませんでした。

戦後になって「ピーマン」と呼ばれるようになり1960年代になって漸く一般家庭の食卓に登るようになりました。

それには品種改良の成果も有ったようです、それ以前の品種は独特の香りが強く、敬遠されがちでした。

品種改良によって食べやすくなり、戦後食の欧風化が進み肉詰めや炒めもの、スープの具として需要が増えていったとされています。

だが、依然その苦味や青臭い風味のため未だに子供達には人気がありません。

子供にピーマンを食べさせようと苦労されているお母さんもいるかと思います。

そんなお母さん達にご紹介します。

実はピーマンの匂いは切り方一つでその匂いを抑えることが出来るのです。

ヘタを上にしてピーマンを縦に切った時と横にして輪切りのように切った時とでは輪切りにしたほうが青臭さを強く感じます。

それは臭いのもととなる「メトキシピラジン」という物質が細胞の中で縦に並んでいるからです

横にした輪切りにすると、その細胞が多く壊れて匂い物質が多量に発生するというわけです。

一方縦に切ると壊れる細胞が少なくて済むので青臭さを抑えることが出来るというわけです。

2013年5月9日木曜日

女性の方ブロッコリーを見直して下さい

ブロッコリーは栄養豊富な野菜ということで知られていると思います。

ビタミンC、、B1,B2、カロテン、カリウム、カルシウム、植物繊維など豊富な栄養素を含んでいます。

特に、ビタミンCはレモンの約2倍も含まれていますしビタミンBは免疫力のアップに効果がありますので冬などにはピッタリの野菜と言われています。

その他にブロッコリーは脳梗塞、動脈硬化、貧血、冷え性肥満予防、認知症予防にも良いと言われています。

更にこれからが女性におすすめの理由なのですが、ブロッコリーには「ビタミンK]という成分が豊富に含まれています。

ビタミンKは女性が多く必要とするカルシウムの吸収を高める働きがあります。

例えば小魚やナッツなどカルシウムを多く含んでいるといわれる食品を食べてもビタミンKが無ければカルシウムを吸収してくれません。

そればかりかビタミンKが不足すると骨粗鬆症になりやすくなると言われています。
そんな意味からも女性にブロッコリーを見直し多く食べていただきたい野菜と言われます。

ブロッコリーは最近はがん予防でも注目されていますので積極的にとるように心がけていですね。

2013年3月8日金曜日

野菜を上手に保存する方法

野菜は収穫された後も呼吸をして、酸素を取り込んで生き続けています。

そのために収穫後時間とともに糖やアミノ酸、ビタミン類などの栄養素は減っていきます。

その為、栄養素の損失を出来るだけ少なくするには温度と湿度に注意してやる必要があります。

冷蔵庫に入れて温度を低く保てば野菜の呼吸を抑えて栄養素の現象を少なくします。

ただし、サツマイモや生姜など暑い地方が原産の物は冷蔵庫に入れると低音障害を起こすので新聞紙などに包み冷暗所で保存したほうが良いでしょう。

また、湿度が高いほうが野菜に含まれる水分の蒸発を妨げるので、冷蔵庫で保管する場合でも新聞紙やキッチンペーパーに包んでからポリ袋などで保管したほうが栄養、鮮度とも長く良い状態が保たれます。